Nuxt.jsでブログやサイトを作成する場合、主に2つの方法が考えられる。
APIベースのCMSを利用する
外部サービスでコンテンツを管理する方法である。主なものとして、
が挙げられる。
メリット
- CMS管理画面からコンテンツの編集ができる。Web知識のない人でも更新作業が可能な仕組みが作れる。
- ローカルに記事ファイルを持たないため、ローカルフォルダがすっきり保てる。
デメリット
- CMS管理画面で管理できる仕組みを作るのが難しい(APIなどの知識が必要)。
nuxt/contentモジュールを利用する
Nuxt.jsにnuxt/contentモジュールをインストールするだけで利用ができる(※ver.2.14.xからは、インストール時の質問でパッケージ導入を尋ねられる)。
メリット
- 全記事をローカルフォルダに持てる
- 学習コスト少なめで、ブログに必要な機能が一通り実現できる。
デメリット
- Webサイト上に管理画面がないため、コンテンツの更新作業はGit管理下で行うことになる。技術者以外の人にはかなりハードルが高い。
- ローカルでファイルを持つので、10~20記事で済むならともかく100記事くらいに増えてくると管理が煩雑になってくる。
よって、技術者以外の人も更新に関わる場合やローカルでのファイル管理が面倒な人、Vue.jsやNuxt.js・APIの知識がある人は前者、個人作業で完結する場合や知識がまだ浅い人、ファイルをはローカルで管理したい人は後者という風に、状況に応じて使い分けるのがよさそうである。